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2014年2月21日金曜日

自尊心。

自尊心。
時に"pride”と
訳されたりもします。

個人的には、
時に必要不可欠であり、
時に進化を阻害するものと心得ます。

なぜか。

答えは簡単です。

自らを尊ぶ心です。

そんなものは、サービス業には必要無いのです。
目の前の相手の喜ぶ顔さえ見られるなら、
その過程なんてものはどうだっていいのです。

人はそれをストイックなどと表現し、
時に酔います。

しかし、
前述したとおり、
自尊心がなければ成長もないでしょう。

とはいえ。

はっきり言って、
目の前の人が、己の努力して来た道のり。
己の努力の何を見て同情してくれるのでしょうか。

その寄り添いを見て、
己を慰めることに何の価値や美徳が有り得るのでしょうか。

こんなことをネタに語ったところで
誰もが否定する考えなのは重々承知です。

しかし。
そこまで追い込んでこそ結果が出るかもしれない。
そこまで追い込まなければ、
結果が出ないかもしれない世の中に、
身を置いている事に気づけないのでしょうか。

そんなことはう○こしている間に、
目を閉じて眠りに着く数秒の間に思い浮かんで、
日ごと、瞬間に、
見えない恐怖に震えたりしないのでしょうか。

誰だって、
日々の生活が不安で、
将来が不安で、
大事なものや、
大切な人を守れるか不安で、
でも、
それを気にしていない振りをして、
気づいていない振りをして生きて、
そして。
必死で毎日を過ごしているのだと思います。

意識するか否かに関わらず。
そんな思いをして日々を生き抜いているかもしれない
お客様のお一人お一人に対して、
己のつたない技術を提供させていただいて、
尚且つ、
金銭を頂戴している職を生業としながら
生きているのが職人であり美容師であると仮定したとき。

そこに身をおいて生きると決めたとき。

どこまでお客様に向き合うのか。
どこまで目の前の人間と向き合うのか。
どこまで己の心意気が伝わる努力をするのか。
今の自分には口を開かずとも、
その気持ち・気迫・覚悟を
目の前の相手に伝えられるだけの内に秘めてるものがあるのか。
もしくは、
にじみ出る何かがあるのか。

簡単に言えば。

人を思う。
人のときを思う。

気持ちがあるのか。

それだけのことです。



そんなこと、
言うなれば誰もが気づかないようなことに
配慮して働く意義がないと美容師として失格だ。
などという気は毛頭ないで



すが。

そんなところまで詰めて考え、
苦しみ、もがき、ひねり出した。
その先にお客様の笑顔や満足があれば良い。

そんなことを思う僕を誰か叱ってください。

先日の大雪の時。
僕チェーンを履いただけで無敵と思い。
痛い目を見ました。








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