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2009年9月25日金曜日

さてと。

元町は、盛り上がっております。
チャーミングセール最終段階へ突入。


aimableは人混みが苦手なお客様の層が多いので、
チャーミングセール中は空いています。

openしてから幾度もチャーミングセールをスルーし続けているせいかも知れませんが・・・。

次回こそは何か企画を練ったほうがいいのかなどと悩んだりもしているのですが。

きっと、そのころには忘れているのだと思います。


そんなことより、
最近思うことは、

人の人生における髪の毛の及ぼす影響の割合。

もちろん、お客様の側の話ですが、

髪を切ったり切らなかったり。

伸ばしたり伸ばすのを断念したり。

朝の寝癖直しがうまくいかなくて一日が台無しになったり。

言い出せばきりがないほど髪に関しての色々な事実や出来事、事件は起きているのだと思います。

その中にも、自力や美容師さんの力で長・中期的にどうにかできるものや一時的に回避できる問題。

くせ毛や薬の副作用のように、
生えてくる髪の毛自体が問題を抱えていて対処療法の様な解決策しか提案できない種類の問題。

そのどちらにも対応できる美容師を目指したいな。
などと思いながら日々働くわけです。
ヘアケアの開発に携わる際も、そのように考えてアイデアを出し合ってます。


いつかは、そんな美容師さんを育ててみたいな。
とも
最近思うようになったりしてます。


しかし、美容師の側も髪が人生に関わっている割合を無視できません。

何といっても、髪のお陰で。
髪の持ち主のお客様のお陰で生活ができるわけですから。


僕個人が難しい考え方をしているだけなのかもしれませんが、

「美容師の人生」における髪の影響を理解して生活しているか否かは、

「美容師としての生き方全体」に影響を与えるだけでなく、

「人らしい人生」
を歩めるかどうかにも関係する気がしてならないのです。

きっと、誰もが美容師になることを考えた時に「美容師になろう。」
と思って目指すはずです。

でも、

「美容師として生きよう。」

と併せて思いを定めて目指す人はどのくらいいるのか知りたいです。

きっと、後者のように考えて美容師になる人が多かったならば、
美容業界もお客さまも、幸せが増えると勝手に信じています。

最近、完全二極化が目に見えて分かる美容業界において、
生き残るためのポイントもここにあるのではないかと思うくらいです。

大規模店 対 個人店

の二極化だけではなく、

「美容師という仕事」を選んだ美容師  対   「美容師という生き方」を選んだ美容師

という二極化も存在しているのではないかと思います。

どちらが正解とか、良い生き方とか言うつもりもありませんし、
どちらがホントの美容師などと言うつもりも毛頭ありません。

お互いにメリットとデメリットが存在するはずだし。

僕個人の話で恐縮ですが、

個人店→チェーン店→多店舗展開の個人店→世捨て人
となったわけで。
その流れに比例して、
職業美容師→生涯美容師を目指す人

となっている気がします。

職業美容師と思って決め込んで働けば、限界はすぐに見えるのですが責任がなくて楽な気がします。
ただ、お客様にサービスや仕事の面で執着しないことが条件の様な気がします。
もっとこうしたい。とか
こうしたらこうかもしれない。などと思いだした瞬間に、
職業美容師であることが嫌になったりつらくなったりします。

そう思う頻度が多くなるにつれて、
生涯美容師の魅力に取りつかれていくわけです。
寝ても覚めても髪の事を考えたり、
自分の利益やメリットよりもお客様に喜んでいただくことが最高の楽しみになったり、
してきたならば、もう止められません。

確実に周りの美容師との温度差が出始め、
こちらは気にしないのに周りの美容師さん達との差が出始め。
気付いた時には派閥の様な物が出来たりします。
なんだか面倒になって逃げるようにして飛び出たのは・・・
はい。
僕です。

どうでもいい話が入りましたが。


きっと、どちらも「お仕事はなんですか?」
と聞かれれば「美容師です」
と答えるわけで。

「美容師として生きています」
なんて答え方はしないわけです。

当たり前ですね。

「職業美容師」
「生涯美容師」

資格も分けて、働く場所も分けて、料金体系も、お休みの取り方についても、
法律で分けてくれないかな。

全くどうでもいい話につき合わせてごめんなさい。

もう少し整理して、続きを書きます。


生涯美容師を目指しだした頃の貴重な一枚↓

左の彼はサンジェルマン・デ・プレで長いこと美容院をやっているYOSHIさん
僕の父の後輩にあたる美容師の大先輩です。
パリにいる日本人美容師の先駆けです。
今でも元気にサロンに立っています。
そのエピソードはまた今度。

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